日本屈指の硫黄濃度の高い温泉、高湯温泉へ行ってきた。
2015/01/02
日本国内でも有数の高硫黄濃度の温泉、高湯温泉(福島)。
前にテレビで見た『みんなの家庭の医学』で、硫黄泉はストレス解消に役立つと紹介され、日本の温泉の中でも硫黄濃度の高い温泉はどこかというランキングが放送されていた。
結果は以下のとおり。
第1位 群馬県・万座温泉
第2位 新潟県・月岡温泉
第3位 福島県・高湯温泉
そのあとは、日光湯元、登別、南紀勝浦、白骨、乳頭、草津、酸ヶ湯と続く。
万座と月岡は以前行ったので、次は高湯にぜひ行きたいと思ってました。
ちょうど、10/19までの3日間JR全線(特急のぞく)が乗り放題の「秋の乗り放題パス」が発売されていたので、それを使って行ってきた。
JR福島駅西口から、福島交通(バス)で820円。
バスの時刻表はこちら
日帰り入浴のため、9:25発のバスで出発し、10:00頃には旅館に到着。
↑福島県にある高湯温泉「玉子湯」。これは旅館の中の渓流沿いにたつ、創業当時からある萱葺きの湯小屋。140年以上も前から、ここで湯治客を迎えているって、すごいな。
↑これは湯小屋の中。いたって普通(というか、かなり小さめ)な、草津とか野沢にあるような外湯ぽい感じ。体の洗い場はないので、その前に大浴場で洗ってから来ましょう。
ほかにも、女性専用の露天が1つ、野天岩風呂が男女1つずつ、足湯、大浴場「滝の湯」がありました。大浴場だけフロントと同じ4階にあって、あとは全部1階にあります。
こういった昔からある温泉に来て思うのは、男性用のお風呂の方が広くて眺めが良い場合が多い、ということ。
眺めが良い=外から見える可能性があって、男性用なら別にいいんだけど、女性用の風呂はそうはつくりにくい。
玉子湯も、写真でよく使われてたのは男性用の岩風呂だったみたい。女性のほうは結構小さかった。
ま、仕方ない!でも、まぁまぁ開けた場所で、良かったよ!
↑源泉かけ流し宣言。何かと思って調べてみたら、「高湯温泉は温泉街にあるすべての浴場が加水・加温なしであふれた湯は循環させず排出する給湯をしてます!」という宣言で、東北では初だそう。これ、相当な湯量がないとできない。
↑温泉好きな知人へのお土産に、湯の花。540円。
※硫黄泉のため、粉を溶かしたあとに追い炊きしちゃうと機械が壊れるので注意。金属も溶けるのでお湯に入る前にアクセサリーはとりましょう。
↑玉子湯のタオル。220円。こうして温泉タオルはたまっていく…。
ちょっと残念なのは、ご飯食べる場所が高湯温泉の中では1つしかないこと。私も時間潰しのためにそこに行ったけど、なかなか混んでました。バスで来た人はそこに行くしかないよね。
高湯温泉は1回行ってみたかった場所だったので、行けて満足。なによりも、人がそんなにいないのが一番良かった。のんびりしてて、癒されたわ。