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プロサッカー選手の、徹底した己を律する精神を『心を整える』から学ぶ

      2014/11/27

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今さらながら、長谷部誠『心を整える』を読んだ。

 

サッカーワールドカップでキャプテンをつとめたプロサッカー選手の本。3年前にかなり売れたのは知ってたけど、私はサッカーにまったく興味がなかったので読んでいなかった。ダッカにいる知人に頼まれて買ったんけど、読んでみたら普通にメンタルの本で、スポーツしてる人じゃなくても身近な話ばかりで一気に読めた。

驚いたのは、長谷部さんだけかもしれないけど、サッカー選手も(京セラの)稲盛さんの本読むんだ!っていうこと。ほかにもニーチェとかカーネギーの『人を動かす』なんて、ビジネス書の王道まで読んでたりする。確かに、ビジネス書も半分くらいはメンタルに関することが書かれてるから、スポーツ選手にとっても十分使えることが書いてあって面白いのかも。

長谷部さんは、意識して、1日1回、心を静める時間を作るようにしているらしい。この習慣は、稲盛さんの本から取り入れたそう。心が乱れてたら、本来の力の半分も発揮できないから、コンディションを整えることに細心の注意を払っているらしい。私も今日から取り入れよう!

この本を通して感じたのは、プロと呼ばれる人はまるで修行僧のようだということ。仲間と食事をしていても、明日練習があればお酒は当然控えるし、睡眠をとれるようにちゃんと自分で決めた時間に帰る、みたいな、いかに誘惑に負けずに自分を律することができるか、そんな毎日の連続らしい。

私、最近、自分を律することができてるだろうか…。過度な我慢は必要ないけど、本当に手に入れたいもののために、徹底して己を制することができる人をプロっていうんだ、と気づかされた。

ベストセラーになる本は、やっぱりそうなるだけの内容があるね。

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