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途上国ではなぜ「結婚してるか?」という質問をよくされるのかがわかった!

      2015/10/24

先日、グラミン銀行に行ってきたときのこと。

グラミンは都市ではなく村での活動がメインなので、私も他のインターン生と同様に、村に行って実際の活動を見学することに。

村の人はベンガル語が中心なので、ベンガル語⇔英語の通訳の女性と3泊4日、行動をともにすることになった。
グラミン銀行本部での研修中もそうだけど、18時頃から寝るまでの間、大量に自由な時間ができるので、彼女といろいろな話をする機会があった。

私の通訳をやってくれたのは、ノーシン。グラミン通訳の子
↑右側のメガネの女の子がノーシン。27歳。
バングラデシュでMBAをとった、なかなか高学歴な女性。
彼女の英語はバングラなまりがまったくなく、かなり聞きやすい。
グラミン銀行の通訳として働いて4年がたつという。
そして、なにより、27歳で独身。

村生活4日目の朝、彼女が話してくれたことがとても印象的だった。
「名前と出身地と仕事と両親のことのあとに、結婚してるかどうかを普通に聞いてくる人たちが本当に嫌いだ」と。
彼女に言わせると、その質問はとてもパーソナルなことだ、というのだ。

へーーー、超意外!!!

以前の記事でも書いたけど、途上国の人たちは皆、挨拶と同じように結婚してるのかどうかの質問をするものだと思ってた。
だから、バングラデシュ人のノーシンが、私と同じように結婚してるかどうかの質問に不快感を感じてるのが、なんだか不思議で、意外だった。
この質問を嫌だと感じるバングラデシュ人もいるのね、と。

そういった質問をされることによって「プレッシャーも感じる」とも言ってた。
実際、今、結婚相手を探しているそう。
この国はお見合い文化がまだあるそうで、親もノーシンの結婚相手を探しているらしい。
ノーシン自身も自分で相手探しをしているんだって。
ふさわしい相手が見つかるとよいね!

この「結婚しているか」の質問は、グラミンの村の支部で働いてる50歳くらいのマネージャーとかにもされた。
彼らは大学を卒業し、マスターをとってる人もいたりする。
だから、男性だけが高学歴であっても、この質問文化はきっとなくならない。
きっと、ノーシンのような女性の高学歴化が進むにつれて、社会全体でこのようなパーソナルな質問をされることが減っていくんだろうな。一般的に途上国で「結婚してるか」という質問がよくされる理由は、女性の社会的地位が低いからなんだろう。
あと20年後には、きっとバングラデシュでもあまり既婚かどうかは聞かれなくなるのではないでしょうか。

そうなることがいいのかどうかはわからないけど、多様性を認められる世の中になったらいいよね。


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