everything sucks

東京の東側でairbnbホストやってます。

海外トラブル – イスラエルのシャバット(休日)で大失態をおかす

      2018/06/17

Pocket

部屋の掃除をしていたら、高校卒業して以来、開いてなかった聖書が出てきた。

私は中高の6年間礼拝で聖書を読んでて、さらに週1時間、聖書の授業があったので、聖書の内容は部分的に知っている。聖書の中にある、数々の「ありえない話」を読んで、この宗教が世界中に信者を持っているのが不思議で不思議で仕方なかった。

それで「実際に目で見たら何かわかるかも」と思って、2014年4月に、三大宗教の聖地・エルサレムのあるイスラエルに行った。

 

まず、休日について。
旧約聖書の創世記の一節から、ユダヤ教徒は金曜の夜から土曜の夜までを休日としている。このユダヤ教の休日を「シャバット」という。

敬虔なユダヤ教徒の多いイスラエルの休日はかなり厳格。安息日に働いてはいけないので、シャバットに入るとバスなどの公共交通機関さえも止まります。

実際、金曜日にヨルダンのペトラ⇒イスラエルのエルサレムに戻ろうとした私は、本当に大変な目にあった。

その日に予定していた行程:ペトラ(ヨルダン)→アカバ(ヨルダン側の国境の町)→エイラット(イスラエル側の国境の町)→エルサレム(イスラエル)

ちなみに、金曜はイスラム教の休日でもあるので、まずヨルダン側の移動手段がなく…結局、ペトラから国境の町アカバまで、2時間半、タクシーで行くことに。
道中、ドライバーから強烈な言葉のセクハラ(海外トラブル – ヨルダンでセクハラにあって、中東がマジで大嫌いになった話)を受け、ヨルダンはペトラ遺跡以外はほんとにクズだなと思った。

参考:ヨルダンの世界遺産に住む少年

かなりイライラしながらも、なんとかヨルダン側の国境アカバに到着。
私はイスラエルからヨルダンに入国したときもここの道を通ってきたので、逆も簡単だろうと思いきや、ヨルダンからイスラエルに戻るのには、思いのほか時間がかかった。一番時間がかかったのが荷物検査。1人1人の荷物を入念にチェックされる。やはりイスラエル入国は厳しい。アカバ(ヨルダン側)からエイラット(イスラエル側)への陸路入国を予定している人は、通過するのに最低1時間はかかるので、余裕を持っていくことをオススメします。

しかも、入国時にスタンプ押されてしまった。
イスラエル入国のスタンプ
↑イスラエル入国のスタンプ。パスポートにこのスタンプがあると、イスラム圏のいくつかの国で入国を断られるのは有名な話。今はイスラエルに空路で入出国するとスタンプを押されない(代わりに紙を渡される)ので、陸路でも押されないだろうと勝手に思い込んでたら、バッチリ押された…。陸路で入国する際、何も言わないと押されるので嫌な人は「スタンプ押さないでね」と言いましょう。いつかイエメン行くときは、パスポートを更新しなくては…。

バスの時間に間に合うかどうか、ひやひやしながら荷物検査を終え、なんとかイスラエル側に入ってタクシーもすぐつかまったので、バスターミナルに出発10分前くらいに到着。ギリギリ間に合った。

エルサレム・エイラット間のバスチケット
↑エルサレム⇔エイラット間のバスチケット。所要時間は片道4時間。この日、エイラットからエルサレムに戻るバスは13時発が最終便。ほかの曜日ならこれより遅い時間もあったけど、金曜は夜からシャバットにはいるため。これを逃がすと、翌日の夜までエイラットで時間を潰さなくてはいけないので、絶対にこれに乗ってエルサレムに戻りたかった。

エイラットを13時に出発し、バスに長時間ゆられて、17時頃にようやくエルサレムに到着してホッとしてたら、今度はエルサレムの路面電車が全線ストップ。シャバットに突入したのか「本日の営業は終了しました」と言わんばかりに、待ってても一向に来る気配がない。
※ちなみに、シャバットの開始と終了時に何か合図があるわけではないので、お店や交通機関の営業がいつ終わり始まるかは、行ってみないとわからない。
エルサレムの中でもバスターミナルは少し離れた場所にあるので、私は宿のある旧市街の方まで40分ほど重い荷物を持って歩くはめに…。

シャバットに突入し、ひとけのなくなる街中。傾く夕日。暗くなる前には宿に戻っていたかったので、焦る私。

この日は一日中、エルサレムに戻れるかどうか緊張してて、最後に重い荷物を持っての移動が相当こたえた私。なんとか宿には到着したが、疲れすぎて何も考えられず、最後にとんでもない失態をおかしてしまった。

ここはイスラエル。次の日は土曜日なので、日中は交通機関が止まり、ツアーに参加しなければどこにも行けない。疲れきっていた私は、完全に思考停止し、宿の人の言うがまま、めっちゃ高い3日間のプライベートツアーを申し込んでしまった。

クレジットカードをきって、部屋のベッドに腰かけて30分くらいして思った。

 

あれ、これ結構高くない?
ヨルダンディナールとイスラエルシェケルとで、通貨の単位がごっちゃになってたけど、計算したらめっちゃ高くないか??
自分の1ヶ月分の給料に匹敵するくらいじゃない???

 

一瞬で血の気が引いた。

 

すぐに宿の主にキャンセルしたいと話しにいったが、「楽しくなかったら全額返金するから、とりあえず一度行ってみなよ」と言って、一向に応じてくれない。
困った私は、翌朝、警察にさんざんたらい回しにされたが、なんとか「1日目はもう参加して、2日目以降が返金できなかったらTourist Policeに行きなさい」とアドバイスを受けた。

そしてプライベートツアー1日目、私を迎えに来たのはアラブ人の男性。プライベートツアーなのでほかの客はおらず、車には私とドライバーの人のみ。100%私の希望にそって運転してくれたのはよかったが、なにせ日本よりも物価の高いイスラエル。プライベートツアーは、私には高すぎた。

ということで、一度申し込んだツアーだが、1日目終了後、宿の人と話し合って半分返金してもらうことにした。お金は半分戻ってきたが、なかなかの痛手。
これで返金できなかったら、確実に私は中東を嫌いになっていたと思う。

 

もう、何やってんの、自分。

 

旅行会社に勤めてんのに、こんなことにひっかかって、ダサすぎて死にたくなった。

 

教訓、旅行の予定は余裕を持って組みましょう。

Pocket

 - , ,