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NirvanaのDave Grohl”ロックの殿堂”受賞スピーチがかっこよすぎる

      2015/01/04

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少し前の話だけど、ロックの殿堂 (Rock and Roll Hall of Fame) が2014年4月11日に殿堂入りした人を発表し、Nirvanaが受賞した。そのときのDave Grohlのスピーチがステキすぎたので、勝手に和訳というか意訳してみた。

5分間くらいのスピーチだけど、時間がない人は最後だけ読めばいいと思います。

私はニルヴァーナの中ではあまりしゃべらないほうだった。そして、多くの人が知らないだろうが、私はニルヴァーナで5番目のドラマーだった。どういうわけか、私がもっともラッキーな人間だ。でも、私の前のドラマーたちを賞賛しなければいけない。アーロン・バークハード、ありがとう!メルヴィンズのデイル・クローヴァー、彼は私のヒーローだ。マッドハニーのダン・ピーターズ。チャッド・チャニング、”In Bloom”のドラミングは彼のものだ。

私たちはこのアンダーグラウンドなパンクロックシーンからやってきた。そこにはセレモニーもトロフィーもない。本気でやるだけ、その代わり、コミュニティの音楽をシェアすること、ほかのミュージシャンを助け、人々を元気にすることができた。ワシントンDCのパンクロックシーンで育つことができて、本当にラッキーだ。本当にたくさんの人たちに影響をうけてきた。そして、バンドを始めたときは、ビジネスについて何もわかならかった。Tシャツを売ったお金でアメリカンドッグを買って。だから、マネージャーと経理に会えたことはラッキーだった。私はこれまで一度もその2人からはぐれることがなかったということが、幸せだ。25年もだよ。

なによりも、家族に感謝したい。家族は音楽をやらせてくれる環境にあって本当にラッキーだった。親は「スレイヤーなんて聴くな」とは一度も言わなかった。私は本当にひどい音楽を聴いてたが、親はそれを聴くなとは言わなかった。そのとき自分の能力に気づいたから。お母さん、ありがとう。高校をドロップアウトさせてくれてありがとう。キッズたち、学校には行きなよ、クスリはやっちゃだめだ。

自分のヒーローを尊敬しても、おじけづいてはいけない。刺激をうけないと。壁に貼ってあるポスターを見て「こんなのできない」と言うのではなく、「やってやる」と思わなければ。

最後の文が、ほんとにしびれる。
You look up to your heroes and you shouldn’t be intimidated by them; you should be inspired by them. Don’t look up at the poster on your wall and think, “Fuck, I can never do that.” Look at the poster on your wall and think, “Fuck, I’m going to do that!”
そして、最後に”and you do this!”と言ってもらったトロフィーをかかげるDaveがかっこよすぎて涙でそう。

 

プレゼンターの人 (たぶんR.E.M.のシンガーのMichael Stipe) の”This is not just pop music. This is something much greater than that.”という紹介も、とても素敵。

今もし何でも願いがかなうなら、kurt cobainを生き返らせてNirvanaのライブが見てみたい。

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