夢の国が夢の国である所以―ディズニーシーの遺失物センターの神対応
日本は忘れ物が比較的戻ってくる数少ない国だと思います。
これは、私が経験した衝撃の忘れ物の話。
Airbnbでうちに泊まっていたシンガポールゲストが、ディズニーシーから戻ってきた日に私にこんなことを言ってきた。
「Suica落としちゃった」と。
彼女が落としたのが無記名のSuicaカードだったので、見つかる可能性は低いだろうと思いながらも、とりあえずディズニーシーの遺失物センターに電話してみた。
そのときの対応が素晴らしかったので、驚いたポイントを3点、まとめておきます。
ビックリ1●ディズニーではSuicaカードの履歴が閲覧できる!
紛失した日にちを伝えたところ、さすがはディズニーシー。
あれだけ広いと1日で落し物として届けられる無記名Suicaカードは1枚ではないという。
Suicaカードは誰でも記名できますが、短期滞在の外国人の場合、ほとんどが無記名で利用します。
うちに泊まったゲストも同様でした。
では無記名なのにどうやって個人を特定するかというと、利用履歴(乗降駅の名前など)から特定するのです。
Suicaの履歴が閲覧できるなんて、JRとかの交通機関だけだと思ってたわ…。
ゲストが行った場所をいくつか電話ごしに伝えたところ、なんと数分と待たないうちに、ゲストのものと思われるSuicaカードが割り出されたのです。
このディズニーの迅速な対応には、驚きを隠せませんでした。
ちなみに、拾ったのはディズニーシーのクルーだそう。感謝しかない。
ビックリ2●本人のものと特定された遺失物は送料あちらもちで郵送してくれる!
特定されたカードはなんと、郵送で送ってくれるという。
うちからディズニーシーまでは1時間くらい離れていたので、これは助かった。
しかも送料はディズニー負担。ありがたすぎる。
ビックリ3●電話した翌日に家に届いた!
落し物の連絡をディズニーにした翌々日が、ゲストのチェックアウト。
これはチェックアウトには間に合わないだろうと思っていたら、なんと、翌日に郵便物としてちゃんと家に届いた!
おかげで無事にゲストに直接カードを返却することができました。
このときばかりは、対応が迅速すぎて震えたわ、ディズニー。
【結論】ディズニーシーで無記名Suicaカードを紛失しても、戻ってくる。
夢の国が夢の国である所以の一端を見た気がした。
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