我が家にドイツ人警察官がゲストとして来たらこうなる
9/17-22までの5泊6日、うちにドイツのベルリンからゲストが来た。
名前はMarco、26歳、職業は警察官。
1人ゲストなのでかまってあげていたら、わりと仲良くなった。
その髪型、はやってんの?
Marcoの髪型はちょっと変わってて、下半分をかりあげてて上半分の毛が肩くらいまであり、その長い毛をお団子にしてる。こんな感じ↓
前に来たドイツ人の男性ゲストもまったく同じ髪型だったので、「その髪型、ドイツではやってんの?」と聞いてみたら「そんなことはない」という回答だった。日本に来るゲスト限定ではやってる髪型なのかもしれない。
毎日昼まで寝てる
Marcoは初日夕方5時頃に到着してそのまま就寝、翌日のお昼近くまで約17時間も寝てた。ベルリンからモスクワ経由の東京まで13時間のフライトで一睡もできず、時差ボケもあるだろうし仕方ない。初日はしょーがないよね。しかし、翌日からもほぼ毎日昼の12時頃まで寝てたので、さすがに11時頃に起こしにいったりした。
寝すぎやろ。
休日をどう過ごそうが本人の勝手なんだけど、日本人の私からすると少しもったいない気もしないでもない。といいつつも、彼は日本に6週間滞在する予定だそうで、ゆったり自分のペースで日本を見ていってほしい。
翼くんとツインシュート
葛飾区の立石駅から歩いて5分の場所にある南葛飾高校(通称、ナンカツ)はキャプテン翼の作者が通っていた高校。
2018年3月、その高校前に新たな翼くん像ができたので、ゲストを連れていってツインシュートさせてきた。
スペイン、フランス、ドイツなどのサッカーが人気な国では、キャプテン翼はとても有名。立石駅周辺にはほかにも翼くん像と若林君像(ゴールキーパー)があり、どちらの像とも記念撮影をしていたゲスト。
滞在を楽しめたようで、よかった!
警察のパッチをもらう
ゲストによっては気をつかってホストの私にお土産をくれることがある。お土産ってだいたいお菓子なんだけど、今回のゲストがくれたのはベルリン警察のパッチ。
…これは今までもらったお土産の中で一番どうしていいかわからないお土産である。
とりあえず、かばんに付けてみようかな。
ちなみに、ベルリンの都市の模様がこのクマらしく、ほかの都市はまた違う模様らしい。
新宿にあるサムライミュージアムに行く必要がなくなった
近所でゲストと飲んでいたら、一緒に飲んでた人がおもちゃの刀を持ってきたので、深夜2時にもかかわらずチャンバラが始まった。
いい斬られっぷり。ほんと、立石の人、頭がおかしすぎるぜ…。
「これで新宿にあるサムライミュージアムに行く必要なくなったね」とゲストに冗談で言ったら、「もうこれで十分」ととても嬉しそうだった。
この他にも、いろいろなやりとりがあって、一緒に飲んでた人が履いてたかなり上等な下駄をもらったMarco。かわりに、18歳のときに父親からもらったキリスト教のお守りをその人に渡してた。その日会った人とお互いの大切なものを交換しあう風景って、下町でなければあり得ない。この日はミラクルが起こりすぎてたくさん笑った。
きっと彼でなければこんなことは起きなかったと思う。初対面の人とこんなに仲良くなれるのは彼の人柄によるところが大きい。いつも笑顔だし、「コンニチハ」「オヤスミナサイ」って日本語で挨拶するし(ここがポイント高い)、こういう人が警察官で市民の安全を守ってるのね。うん、納得。
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