2017年キューバ旅行記①インターネット事情
2018/08/14
今更だけど、2017年4月に10日間、キューバに行ってきたのでその感想を。
キューバの場所
ご覧の通り、アメリカ・フロリダ州のすぐ近く。ですが長期にわたってアメリカからキューバへの直行便は飛んでいませんでした。オバマさんがスタートさせた国交正常化に伴い、今はアメリカから直行便も飛んでるようですが、それでもアメリカ経由だと入国審査とかめんどくさいので、日本からだとメキシコ経由かカナダ経由が一般的。私はカナダのトロント経由でキューバ入りしました。
断絶された国
キューバでネットに接続するにはこのwifiカードが必要です。このカードがないとネット接続はできません。ある程度ちゃんとしたホテルか、大きな公園がwifiスポットになっていて、そこでwifiをオンにし、カードの裏に書かれたパスワードを入力すると接続できます。普通の人が住んでる家ではまず繋がらないです。
ちなみにこのwifiカード、1時間のが1.5クック、5時間が7.5クック(1クック=1USD)で、量を多く買おうとも全く割引はありません。キューバのNTT的なところに行くといつも行列ができてるんで、そこで並んで買うと定価で買えますが、ホテルのフロントだと定価より高い料金で販売されています。
接続してもわりと頻繁に落ちるので、メールチェックぐらいにしか使えません。
こんなにアメリカと近いのに、インターネットが特定の場所に行かないと繋がらないということに驚きを隠せない。
てっきり世界は繋がってるんだと思ってたら、そうでもなかったみたい。
値段のばらつきが少ない、値段交渉もあまりしない
これはミゲルさん宅で食べた夕飯。キューバはホテルの値段がやけに高いので、民泊利用が広まっています。私が最初に泊まったミゲルさん宅では、希望すれば朝食は5クック、夕食は10クックで食べられる。ほかの場所でも値段はだいたい一緒だった。
移動手段のタクシー料金も、全然ふっかけてこない。私は長距離を乗り合いタクシーで移動したんだけど、どのルートも、タクシーの料金は同じルートを走るバス料金+5クック。例えば、バラデローハバナ間のバス料金は10クック、乗り合いタクシーだと15クックになる。そこからは一切下がらないし、逆に変にぼったくろうとする人にも会わなかった。
ハバナ空港到着時に市内へのタクシー料金を聞いたときも、ドライバーが35だって言ってきたので、相場の30でお願いって言ったらあっさり通ったし。
もう、交渉に費やす時間がめんどくさいのかもね。赤道近いし暑いし。