everything sucks

これから売れるもの、売れないもの

      2015/04/17

かなり前ですが、東洋経済オンラインに無印良品の話がのってた。
ネット店舗はいらない!?無印良品の戦略

小売業はこれからの時代、最高なものか、最安のものか、もしくは最も愛されるか、このどれかがないと生き残っていけません。

最も安いものは黙っていても売れる。問題はそれ以外の商品。とりわけ日本にはモノがあふれてる。日本で販売されてる物は、たとえ中国製だろうとかなり高いレベルの品質なわけで、そう簡単には破れたり壊れたりしない。壊れなければ買いかえる必要もないわけで、さらにモノは売れなくなる。私も日常的に必要になる食品以外はほぼ買わない。

以前、部屋の整理をしていてかなりの衣類を捨てたことがあった。そのときに感じた「捨てることのつらさ」と、「モノを無駄にしている自分」が本当にイヤで。捨てることのつらさを学んだ私の買い物基準は、それ以来かなり高くなった。収納のスペースはレンタルスペースの契約でもしないかぎり増えないので、買ったら買った分だけ何かを捨てなくてはいけない。だから、本当に必要なもの・欲しいものしか買わなくなった。

その買い物基準とは何かというと、そのモノにストーリーがあり、その会社を支持できるかどうか。どこにでも生産者はいるからストーリーはあるけど、高いクオリティのモノを作るためにこんな場所でこれだけやった、みたいな人に話したくなるストーリーね。
最近、フェアトレードのPeople Treeでストールを買ったんだけど、マフラーとかストールならすでに持ってるわけです。それでも買った理由はネパールに生産者がいるから。
私がたまに行く京都の古着屋さんも、商品の説明をちゃんとしてくれるから買う。

これもストーリーがあるから売れてる例だと思う。
編み物で被災地復興、世界も目指す女性起業家
高級ニット商品を扱う気仙沼ニッティング。商品は高級ブランド並の値段だけど、被災地で新たな雇用創出のために生まれた会社で、HPには編み手の情報まで細かくのってたりする。まさに、買った人がほかの人に話したくなるようなストーリー。
メイドインジャパン好きのアジア圏のお金持ちとかもターゲットになりそう。

モノがあふれてる時代に、中途半端なモノはますます売れなくなる。逆に、しっかりとしたストーリーがあれば、ある程度値段の高い商品も売れるという話。でもその前に、そのモノができた背景をちゃんと客に説明できてない商品が案外多いから、まずそれをすることが売れるか売れないかの分岐点かもね。

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