世界のトイレットペーパーホルダーの位置に関する問題
2015/07/07
私はトイレ好きの日本人のみなさんに問いたい。
2年前にポーランドに行って衝撃的だったことがある。
これ、トイレットペーパーの位置、おかしくない??
↑ここにトイレットペーパーがあると、座ったときにめっちゃ後ろ向かないといけないの。
女性で必ず便座に座る者としては、この位置にペーパーが設置されてるとめちゃくちゃとりづらいんですよ。
ちなみにここはクラクフのイビスホテルのバスルームで、このホテルは世界中に展開してるワールドワイドなホテルチェーン・アコーホテルズのブランドです。確かにアコーの中ではエコノミーブランドに位置づけられてるけど、でも世界的なホテルチェーンのトイレがこれって、どゆこと???と私は思った。
これ、ほかの国でもあった。
アメリカ。
↑ホテルの名前は忘れたけど、エコノミークラスのホテル。これは完全に後ろ向かないとペーパーとれない。
日本だと結構チープな宿でもこのスタイルを見かけたことがないんだけど・・・。
日本の場合、トイレは風呂と一緒のスペースに置きたがらないし、3点ユニット(バス・トイレ・洗面台が一緒のやつ)でも必ずトイレは角に設置されて横の壁にペーパーホルダーを設置できるから、こうはならない。
日本のトイレ文化はちゃんと座る人のことも考えて作られてて、これが「おもてなし」なのかと思いつつも、謎だった。
なんで外国ではわざわざあの位置に設置するの?何も考えてないの??
これを旅先で出会った人に話したら、なかなか的を得た答えが返ってきた。
「男は立ってするからペーパーの位置はどこでもいいんだよ。男目線で設計されてるからそうなっちゃうんじゃない?」
もちろん、5つ星ホテルでこうなってるわけがないし、逆に安すぎるバックパッカーホステルはこれでも驚かないから除きます。
私が気になってるのはその中間のエコノミーレベルのホテルで、世界的にこのクラスのホテルは男性目線で設計されたトイレ空間が多くて、トイレを大事にする日本以外のほとんどの国で、この残念なペーパー問題が散見されるってことなんでしょうか。
ほかの国行ったら確認してみよう。