海外から日本へコンタクトレンズを送るときに注意すること
2015/04/07
先日、タイから日本へ衣類と一緒にコンタクトレンズを送った。
タイに出発前に1年分のコンタクトレンズを買って持っていったので、8月末に荷物を日本へ送るときもまだ大量に残っていた私のコンタクトレンズ。
輸入の法律にまったく詳しくなかったので、うっかり2ヶ月分以上のコンタクトレンズをほかの荷物と一緒に送ったら、通関で止められてしまった。
↑UPSから「至急連絡ください」のはがき。
どうやらコンタクトレンズは医療機器にあたるらしい。
2ヶ月分までは何もしなくても輸入できるが、それ以上の量を輸入する場合は関東信越厚生局で発行する「薬監証明」が必要とのこと。
え、薬監証明???
その時初めて聞いた言葉だが、どうやら厚生労働省の書類だそう。
それ聞いただけで「超めんどくさそう!」と思ったのだが、私が荷物に入れていたコンタクトの量は2week×6枚×8箱と1day×30枚×2箱だったので、そのほとんどを捨てる方がもったいないと判断し、書類の取得に動くことにした。
とりあえず、関東信越厚生局のページにアクセスし、電話でも直接聞いてみた。
書類はweb上にあり、ダウンロードして記入して提出するだけだそう。
ほかに必要なものといえば、コンタクトレンズの処方箋。
コンタクトを買った家の近所のアイシティに「購入時の処方箋が欲しいんですけど…」と聞いてみたところ、特に健康保険証の提示もすることなくすんなりコピーをゲット!
帰国したばかりで健康保険が切れてて、医者にかかるのがちょっと嫌だなと思ってたのでラッキーだった。
コンタクトレンズがないと日常生活に支障をきたすので、一刻も早く荷物が欲しい私。
別紙第1号と第6号を印刷して記入し、処方箋を持ち、さいたま新都心の厚生局まで直接届けることにした。
厚生局に着き書類を提出すると…
なんと!AWB(運送状)と荷物の中身が書かれた紙が足りないと言われる。
わざわざ来たので引き下がれない私。
どうやら足りない書類は、どちらも運送業者(私の場合はUPS)が持っているとのこと。
厚生局のFAX番号を聞き、UPSに電話して、そこに直接送ってもらうことにした。
厚生局のすみっこの席で待たせてもらうこと数分。
UPSからの必要書類が確認されると、ほんの数分で薬監証明が取得できた。
↑これがコンタクトレンズ輸入に必要な書類。UPSにFAXしたら2日ほどで荷物が無事に届いた。
お役所の書類と聞くとかなりめんどくさそうだけど、やってみたら意外と簡単だった。
そして何よりも、厚生局の職員の方の対応が思いのほか良かった。
日本も捨てたもんじゃない。
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